会社や学校、家庭など、
狭い世界の中にいると、その中での独特な世界観やルール、人間関係に異常に囚われてしまう気がします。
その中でも、一日の大半を過ごす会社は特に負のスパイラルに陥りやすく
会社での評価=自分の価値
のように考えてしまう人も多いですよね。
ですが、そういった考えは、自身の価値や能力の幅を狭めてしまう原因になります。
状況の改善をする為には、今よりも少し視野を広くもち、
《自分の会社の環境が周りと比べてどうなのか》
を客観的にみて、現状の把握をしてみましょう。
自分にとってのより良い環境を、しっかり見極めて
自らの意思で最善の選択をする必要があります。
今の環境を疑う
今いる環境に満足していますか?
会社という狭い世界の中にいると、
その世界の価値観が全てだと思い、それが当たり前になってきてしまいます。
- 残業が当たり前な仕事量
- 効率の悪い昔ながらの仕事の仕方
- 必要ない独特のルール
といった会社の特性や
- 人事異動や同期の出世が一大事という感覚
- 自分や会社の業績だけが一番の関心ごと
こんなどうでも良い事で一喜一憂しながら過ごすことに、
とても虚しく感じてしまいます。
さらに、年々変化が激しくなる時代の中で、
自分自身の興味や関心、価値観の対象は変化していくものです。
会社で仕事している中で、違和感を感じる事はうやむやにせずに
一度立ち止まり、置かれている環境を疑い、今の自分と合っているか
の棚卸をすることは、とても重要なことだと思います。
外の世界と比較することで見えてくる事
会社は狭いが社会は広い。
当たり前のようですが、日々の生活の中で忘れがちになります。
自分の会社以外の、外の世界を知ることで
比較するための広い視野を持つことが重要だと思います。
社会人になると交友関係が減りがちですが、それはとても勿体ない事です。
どちらかというと社内の繋がりなんかよりも
同業・異業種関係なく、社外の人と情報交換をする方がよっぽど大切だと思っています。
情報交換をすることで
今いる環境を客観的に認識できることと、選択肢が広がるメリットがあります。
例えば
- やりたいことが見つかる
- 将来どうしたいかが見えてくる
- 今まで考えてもいなかった新たな目標を持てる
逆もしかり、今の環境が恵まれている事に気づかされることもあると思います。
いずれにしても
《会社》から《社会》へ、ベクトルを広げた考え方をすることで
タイミングを逃さない、最善の選択ができるのだと考えます。
転職・退職は負けという風潮
まだまだ企業に根強く蔓延る 退職する人は負けという考え。
- プライドや責任感で、頑張り続ければいずれ解決する
- 自分が辞めたら会社に迷惑がかかる
こんな考をもっていませんか?
責任感があることはとても素晴らしい事だと思いますが
会社は思っているよりドライです。
退職した翌日から通常通り仕事は進んでいくし、特に支障は出ないのです。
それよりも自分の時間は有限です。
居たくないところにいる時間がもったいないと思いませんか?
今の環境が合わないのは、自分の能力不足ではなく、
自分の能力を発揮できる場所を、自分で選択して決めるべきだと思います。
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