仕事の失敗だけでなく、友人・家族関係、普段の生活の中で
何か失敗するたびに
『また失敗してしまった、、、』
とクヨクヨと悩み引きずってしまう事があると思います。
ですが引きずって落ち込んでいる時間や
臆病になって次に進めなくなってしまってはとても勿体ないですよね。
立ち直れなくても毎日は続いていきますので
少しでも早く立ち直り、次に進む為にも
失敗から立ち直る考え方をもって行動する事が重要です。
ここでは失敗してしまった時にどういった行動を取るようにしたら良いかを
解説していきます。
- 失敗してしまった時に、焦ってしまう人
- 失敗を経験に変えて前に進みたい人
特に上記のような方は、参考にしていただければと思います。
①まずは落ち着いて、冷静に状況を把握する
焦って何をしていいかわからなくなったり
混乱して泣きそうになったり
フリーズ状態になってしまったり…
失敗が発覚した時にはいろいろな感情が頭の中を巡ってしまうと思いますが、
まずは一度落ち着くことがとても大事です。
なぜなら、失敗して焦って行動すると
さらに失敗を重ねてしまうことになるからです。
失敗はリカバリーの仕方で信用アップに繋げるチャンスになりますので
取り返しがつかないミスを重ねる前に
一度落ち着いて、冷静に現状の把握をしましょう。
ポイント
まずは落ち着いて、状況を正確に把握することが大切です。
ミスが発覚した際は、言い訳などはせずに、必ず謝罪を第一優先で行うことを
頭に入れておきましょう。
例えば、
お客様から、『発注したものとは違う商品が届いた』と連絡があった場合、
冷静に、お客様のご発注状況を正確に把握する必要があります。
- 本来発注いただいていたものが何か
- 個数
- 発注いただいた日付
- お客様のお名前等、発注者の情報 等
伺える情報は可能な限りその場で伺い、
早急にご発注状況の確認が必要になるかと思います。
この場合の発注状況というのは、
・本当に発注したものと届いたものが違うのか。
・本来送るはずの商品の所在や在庫状況。
・何が原因で間違ったのか。
(単純な発送ミスや、ほかのお客様と商品が入れ違いになっている、その他 製作ミス)
等々…
このような正確な情報を冷静に確認ができれば
もうこれからやるべきことは、おのずと見えてきますね。
状況によってはその場で確認できないケースや、
お客様をお待たせしてしまう可能性もあるかと思います。
そういった場合は、
『この度はご迷惑をおかけして大変申し訳ございません。
一度ご発注状況を確認させていただき、最短でお品物をご用意できる日程を、早急にお調べいたします。
大変恐れ入りますが、確認に30分程お時間がかかる可能性がございますので、
少しお時間を頂戴してもよろしいでしょうか。』
というように、
謝罪と合わせて、いつまでに、どういった対応ができるかをお客様にお伝えして
やみくもにお待たせしないように、配慮をすることも重要です。
小売店ではない場合でも同様で、
冷静に今起きている事を理解し把握をすることで、
本来あるべき正しい状況に軌道修正しやすくなります。
②失敗を認める
失敗をすると、『自分のせいではない!』と
言い訳をして自分を守りたくなるものです。
でも言い訳を重ねていくら周りが認めてくれたとしても
携わっている以上、全く関係が無いことにはなりません。
失敗を認めて正面から向き合わないと、
逃げてしまった自分に対しての自己嫌悪や罪悪感が重なり、
逆に立ち直りが遅くなってしまいます。
また、失敗を頑なに認めない人には、周りも助けてくれなくなり、
社内での信用を失い兼ねません。
さらには、逃げ続ける事でその失敗から学びを得る事ができず、
ただ《失敗》という損をするだけで終わってしまうのです。
《失敗》をすること自体は全く悪い事ではないですが
失敗を隠したり嘘をついたりする事だけは絶対にやってはいけません。
先ほどの小売店を例にすると、
失敗が自分のせいであるのを隠そうとするせいで、
・状況が正確に伝わらず、上司が正しい判断をできないケースや、
・早くに上司に相談しておけば、手分けして急ぎで確認できることを、
隠して一人で対応した為にお客様を待たせてしまい、クレームに繋がる
というケースもあります。
スムーズな対応と、ミスを拡大しない為にも、
自分のミスを認めて、周りに助けてもらうことが最善策になるケースも多いです。
③今からできる事をやる
起きてしまったことに落ち込み、焦る気持ちはいったん置いておいて、
とにかく《今からできる事は何か》を考えて行動することが重要です。
謝罪・現状の把握・対応策を考える・再発防止 等々
やれることはたくさんあります。
もう起きてしまった事は変えられないので
やれることを探して動きましょう。
今できる事を一つづつやっていけば、
状況が動き、その先にやるべきことが見えてくるはずです。
手を抜かずに誠実に対応することがとても重要なのです。
失敗から学びを得たい方におすすめの本
失敗することをネガティブに捉えがちですが、
必ずミスは起きるものです。
日ごろから《失敗することから学ぶ》というマインドであれば
自分だけでなく、周りにトラブルが起きた際にスムーズに対応することができて
強い組織が作れると考えます。
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まとめ
大前提として、生きていれば誰でも失敗はしますし、失敗から成長するものです。
逃げてしまえばその場は楽かもしれませんが
立ち直るには程遠く、取り返しのつかないリスクを負いかねません。
失敗してしまった時こそ、落ち着いて誠実に
できる事を手を抜かずにやることが
最短で立ち直る一番の方法です。
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