会社のために一生懸命仕事をしているけど
なかなか年収って上がらないですよね、、、。
仕事のできない上司よりもしっかり結果を出しているのに、なんだか会社に都合よく使われている気がします。
やる気も体力もある働き盛りの年代がなかなか評価されづらいのは日本がまだまだ年功序列だからです。
残念ながら日本の企業の大半はやる気や能力が高くても、
年齢が若いと稼げない仕組みになっているのが現実です。
ここでは日本のサラリーマンの現状と
年収を上げるためにどうしたらよいかを考えていきます。
年収の相場は?
日本の年功序列の体制は年収の相場を年代別にみるとよくわかります。
ご覧のように、年代が上がるほど高収入になっていき
50代になると20代の2倍近くになっていきます。
さらに、男性は女性よりも高収入で
男女の差は年代によりますが約1.1~1.5倍ほどの差が出てくるのが
お判りいただけるかと思います。
そして収入は一般的には非上場企業より、上場企業の方が
高年収になってきますし、職種・業種別でも差は出てきます。
ということは要するに、
年収は《どの会社にいて何歳であるか》によって決まってくるのです。
多くの日本企業は個人のスキルや実績よりも年齢を評価する年功序列制度になっていますし、
その体質は古い会社ほど変わることができないのが現状です。
その為、スキルや実績を自分だけ特別に評価してもらうのは非常に困難となります。
もし、若いうちに年収を上げたければ、
残業をするか、給与の高い会社に転職するか、個人事業で稼ぐか
という3つが収入を上げる現実的な方法となります。
年収の高い会社は多忙?
でも年収の高い会社って仕事が大変そうなイメージがあります、、、
業種によって差はありますが、
大半の高年収の企業は比較的仕事が楽な傾向にあります。
逆に年収が低い会社ほどブラックな傾向にあるのです。
具体的には、
年収が高い会社というのは、ブランド力がある企業が中心となります。
そのブランド力があるだけで取引先との仕事の契約がスムーズに進む為、
収益力が非常に高くなるからです。
また、システムなども最新で、生産性も高く働くことができます。
その為、楽で付加価値が高い仕事ができるのが高収入の会社の特徴です。
年収が低い会社は消滅していくリスクが高い
年収の低い会社は、数ある業種の中でも
事務系や販売・サービス系が多くなっていく傾向にあります。
このような業種はシステム化やAI等で人の手がいらなくなったり
外注化する事で外注業者に仕事を奪われていく一途を辿っています。
そうなると、最後に残るのは年収の高い高付加価値の業務だけになることを
念頭に置いておくことも重要です。
年収を上げるにはどうしたらいいか
では年収を上げるにはどうしたらいいでしょうか。
それは 転職する というのが一番最短で年収を上げられる方法です。
一概に転職と言っても、無暗に転職していいわけではありません。
転職するために必要な対策方法を3つご紹介します。
- 意味のある資格を取る
- できるだけ若いうちに行動する
- タイミングのいい時に転職する
1.意味のある資格を取る
意味のある資格というのは
給与水準の高い企業に、採用されやすい資格だけを取る事です。
資格はたくさんあったほうがいいという理由で
マイナーな資格を取る方がいますが、
資格取得をするにも時間とお金がかかりますので
自分が転職したい業種に必要な資格を確実に取得する方法が
懸命かと思います。
業界によってはそもそも資格は不要で実務経験を求める所もありますので
希望業種によりスキルか資格かの判断をしてみてください。
2.できるだけ若いうちに転職する
転職に年齢は関係なくなってきてはいるものの
やはり20代~30代は売り手市場です。
それはシンプルに若い人が減っているので希少性が高いという理由でもあります。
その為、希少性の高いうちに早めに行動することをおすすめします。
4.タイミングのいい時に転職する
どんなに優秀な人でも求人がなくては転職できません。
その為、タイミングはとても重要となりますので
能力以上に経済状況をみて判断することが大切です。
とは言え、いいタイミングを自分で判断するのはとても難しいので
転職エージェントに相談することで知ることができます。
エージェントを利用する際は、
可能な限り、複数社に登録をして何人かのエージェントに会って話をしてみると
それぞれ違った見方や意見をもらうことができます。
エージェントによっても得意・不得意な業種がありますので
エージェントの中でも相性のいい所を探してみてください。
おすすめの転職エージェント
おすすめの転職エージェントは
- マイナビエージェント(未経験OK)
- JACリクルートメント(30代以上即戦力向け)
この2つは特に、しっかりとエージェントが
自分の市場価値を見極めて転職へのアシストをしてくれますので
とてもおすすめです。
JACリクルートメントの詳細はこちらからご確認ください。
まとめ
同じ職場で働きづつけても
金銭的に正当な評価を受けられるようになるには
10年以上かかるのが日本企業です。
自分より仕事ができない上司たちの方が
高い給料をもらっている事に納得できなかったり、
もっと自分の価値を高めたいと考えるのは
普通の事ではないでしょうか。
ただ、日本企業は若さとやる気を搾取して
上司を優遇させる仕組みになっていますので
それを踏まえた上で、
転職するのか・起業するのか・副業するのか、
しっかり考えて行動してみましょう。
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